ワルンがあるからこそ、バリ島暮らしが充実するよ
バリ島のあちこちにあるワルン・Warung。
ワルン・Warungとは、小さな売店や食堂のことを呼びます。小規模ビジネス(家族経営)の総称みたいな感じでしょうか。
バリ島に暮らし始めると、いたるところにあるのを目にすると思います。
このワルンがとーってもバリ島暮らしに重宝するので、ワルンの活用方法をご紹介したいと思います。
小さな売店ワルンの外観
ワルンというと、インドネシア料理が食べられる食堂をイメージする人が多いと思います。
実際に、「●●ワルン」と食堂名にワルンがついているところも多いですよね。
今回ご紹介するのは、ワルンの売店バージョン。
写真のように、食堂とは違った店構え。だいたいが、野菜が軒先に並べられていることがほとんどで、お店の規模によって、野菜だけのこともあれば、ジャジャン(おかし)やナシジンゴがあったり、いろいろです。
活用度抜群・ワルンの特徴
小さな売店でどんなものが揃うかご紹介しますね。
まずは、朝! 朝になると、ローカルの朝ごはんやナシジンゴがずらーっと並びます。
ローカルの朝ごはんはジャジャン(おかし)がメインで、餅米やクレポン(しらたま団子みたいなもの)、パウンドケーキなどが並びます。どれも1口、2口で食べられちゃう小さなものばかりなので、いろいろ試してみるのは楽しいです。
こちらは、朝ごはんの定番・ナシジンゴ。バナナの葉っぱにつつまれた、小さなお弁当というイメージで、ごはんも小盛りでちょっとのおかずとサンバル。
写真のごはんが黄色いのは、ウコンとココナッツミルクで炊いているから。
ココナッツミルクで炊いているからといって、甘くはありません。ほんのりコクがある感じ。辛いサンバルとよく合うので、私は大好き!
旅行でこられた方にもおすすめしているローカル朝ごはんです。
キャベツや玉ねぎ、にんじん、トマト…etc だいたいの野菜はほとんどこのワルンで揃います。
こういうワルン(売店)は、早朝に市場で野菜を仕入れてくるので新鮮です。
バリ島暮らし初心者のころは、スーパーで買い物をしていたんですが、ある時からワルンのほうが新鮮&安いと気づいて、スーパーに行く機会はめっきり減りました。
あとは、お砂糖やお塩、テンペに油などもここの売店ワルンで手に入れられます。
写真のココナッツシュガーは、ほんとうにおすすめ!パウダーではなく固形のお砂糖なんですが、見た目は固そうに見えますが、包丁でザクザク切れます。
私は、購入したら角砂糖ぐらいのサイズに全部を切って、冷蔵庫に入れています。
とても溶けやすいお砂糖なので、和食の煮物やお菓子作りに最適。
このままパクッと食べても黒糖のようなコクで美味しいです。
お土産にもおすすめです。
こちらは、ハーブハチミツの個包装タイプ。トラックアンギンといいます。
喉がちょっといがいがしたり、風邪かなって時に、この1袋をぎゅーっと飲み干します。
売っている売店は限られているかもしれません(ほとんどのコンビニで手に入ります)
バリ島暮らしのおまけ情報
ちなみに、果物を買う時は、道端に出ているトラック屋台で購入しています。
欲しい分だけ、グラムで測って買えます。
例えば、マンゴー1個とアボカド2個に、りんごを2つなど
袋に入っていないので、自分で選んで、必要な分だけ買えるのがいいですよね。
でも、見た目だけじゃ、どれが食べどきなのかわかりません。
なので、店主に明日食べたいけど、とか、もう熟している?と聞いて
最良なものを選んでもらったりします。
特にアボカドは見極めが難しいので、店主頼みです(笑)
すぐに食べたい場合は、
「スダ マタン? Sudah Matang?」(もう熟している?)と聞くとよいと思います。
マンゴーを買う時によく聞いています。
または、
「マウ マカン べソッ Mau Makan Besok?」(明日食べたいけど、これどう?)
アボカドを買う時によく聞いています。
また、余談のおまけ情報ですが、日本の食材は割高です。
カレールーたっかい!
ルーは、小さいサイズが500円、大は800円ぐらい。
なので、日本に帰って来た時に持ってきたり、友達や家族がきたときにお土産として食材を頼んだりしています。
なくても生活できますが、やはり、、、たまに食べたくなるんですよね〜。
みなさんはどうでしょうか。