バリ島観光といえば、ぜひ体験したいのが「ムルカット(沐浴)」。
ムルカットはバリヒンドゥー教で、自分自身を浄化する儀式と言われています。
聖水が流れる寺院や沐浴場で、頭から聖水を浴びて、心身共に浄化します。
ムルカット=浄化というイメージがあったんですが、スダマラ寺院のお坊さんに聞いたら、ここのお寺はパワーをチャージする聖水が流れるお寺とのこと!
ということで、早速、パワーを注入しに行ってきました!さらに、終わった後は近くにある絶品バリ料理名物が食べられる場所の情報もリンクしておきます!
それでは行ってみましょう♪
SUDAMALA(スダマラ)寺院の場所
正式名称は、「Pura Tirta Sudamala(プラ・ティルタ・スダマラ)」です。
SUDAMALA寺院は、空港から車で約1時間。バンリという地区にあります。
ちなみに、ウブド中心地からは車で約30分ほど。ウブド観光やウブド滞在の時に行くのもおすすめです。
まず、到着をしたら、入場料を駐車場で支払います。
外国人(インドネシア人以外)はひとり2万ルピア(約200円)。現金のみの支払いとなるので、細かいお金を用意しておくと便利です。
入場料を支払ったら、お寺まで約5分ちょっと歩いて向かっていきます。
坂道を下るので、帰りはちょっときついかもしれません! 歩きやすい靴があると便利ですね。
ちなみに、帰りは、バイクタクシーが待機していて、1万ルピア(約100円)で、この坂道をかけあがってくれます。
私は歩くのが面倒だったので活用しました!
SUDAMALA(スダマラ)寺院の雰囲気
まず、目に飛び込んでくるのがこちらの風景。
スダマラ寺院には2ヶ所の聖水エリアがあり、こちらの聖水はパワーチャージのための聖水です。
そして、川の中にも聖水が流れている場所があります。
こちらは浄化のための聖水。最初にここの川で頭から聖水を浴びて浄化をして心身を清めてから、パワーチャージの聖水を浴びます。
お寺ごとに、回る順番があります。スダマラ寺院は川が先です。
SUDAMALA(スダマラ)寺院でのムルカット手順
まず、お寺についたら、お坊さんにお祈りをしてもらいます。ここのお寺でお参りをさせてもらいます、という意味合いのご挨拶をしてもらいます。
その時に、御供物(チャナン)にお金(2000ルピア・約20円ほど)を置いたり、お香をたいたりして、私たちも一緒にお祈りをします。
バリヒンドゥー教で日常的に使われているお供えものです。
1つ1000〜2000ルピア(約10〜20円)で、葉っぱで器を作り、数種類のお花を入れた、地元の人の手作りのお供えものです。
バリ島では、お線香と一緒にお供えしています。
お祈りが終わったら、川に入って、浄化の聖水を浴びます。サンダルや靴を脱いで裸足で川に入ります。
川にはいくつか聖水が流れているので、そこで、手で聖水をすくって、「顔に3回、口に3回、頭に3回」かけて、最後に頭から浴びます。
口に3回つけるときは、飲むふり(あくまでもふりで大丈夫です)をします。
これは、なんと、川の中に聖水が湧き出る箇所があるので、浴びずに、浮かぶようにして清めます。
川に浮かぶと、耳元でぽこぽことお水が湧き出ているような音がして、不思議な感覚でした。
そして、いよいよパワーチャージの聖水を浴びます!
ここでも作法は先ほどと変わらず、3回ずつ顔、口、頭に聖水を手ですくってかけて、最後に頭から水を浴びます。
9ヶ所ある聖水を浴びたら、最後に女神と男性の神、それぞれの聖水を浴びるのですが、女神の聖水だけ水質が明らかに違ってびっくり!
すべてのムルカット(沐浴)を終えたら、お坊さんに聖水をかけてもらい、お米を額につける儀式をしてもらって終わりです。
全身びしょ濡れ、不思議と爽快感があるような、なんともいえない心地に包まれます。
お寺を後にして、帰ります!
お寺の中にロッカーや着替えができる場所、トイレなどもあるのですが、
私が行ったときは、使うのがためらわれるほどきたなかったので、駐車場の車の影で着替えました!
ムルカットに行く時の5つのPOINT
どこの寺院にも共通している、ムルカットのお作法をご紹介します!
- 寺院に入るときは、サロン&腰布をつけよう
- 生理中はNG
- チャナン&お香を用意しておこう
- 細かいお金(2000、5000、10000ルピア)を用意しておこう
- 脱ぎ着しやすい、着替えを持っていこう
ムルカットの時は、サロンを巻いて、腰布(腰で結ぶひも)は必須です。クバヤと呼ばれるブラウスもあるといいですが、上はTシャツでも大丈夫です。
※寺院によってはサロンと腰布を貸してくれるところもあります
生理中はたとえムルカットをしないとしてもお寺自体に入るのはNGですので、気をつけましょう。
お寺にお参りをさせてもらうという意識のもと、チャナン(お供えもの)をお供えしてからムルカットをします。ガイドさんやドライバーさんに用意してもらいましょう。
お寺では、お金を備えたり、ロッカーや入場料など細かなお金があるとスムーズです。
ムルカットをすると、下着まで全身びちょぬれになります。帰りの着替え、下着、タオルを持参します。ゆっくりと着替えができる場所が少ないので、さっと着替えられるワンピースなどが便利です。
いかがでしたか?こちらのスダマラ寺院は、優しくも、たくましくも感じるパワーある寺院です。ぜひ訪れてみてくださいね。
スダマラ寺院詳細情報
名称 | ティルタ スダマラ寺院(Pura Tirta Sudamala) |
住所 | Bebalang, Bangli, Bangli |
地図 | Google Map で見る |
入場料 | 2万ルピア |
ロッカー代 | 1つ1万ルピア |
注意事項 | 生理中はNG。サロンと腰布または、クバヤ(正装)を |
終わったら、【Pande Egi(パンデ・エギ)】でランチがおすすめです!